最近、美容業界を見ていて感じることがあります。
以前は「高いものを持っていること」そのものに価値がありました。
高級化粧品。
高級エステ。
高級美容機器。
もちろん今も価値はあります。
それが好きな人もいる。
でも、お客様を見ていると、昔とは少し空気が変わったように感じるのです。
私のお客様は40代、50代の女性が中心です。
皆さん仕事も頑張ってこられて、人生経験も豊富です。
だからこそ、広告や流行だけでは動きません。
「なんとなく良さそう」
「みんなが使っているから」
そんな理由で商品を買う方は少なくなったように思います。
一旦疑うという時間が増えた気がする。
「それで私はどう変わるの?」という視点も。
実際、ここ数年で物価は上がりました。
食費も光熱費もガソリン代も何もかもが上がっています。
エステサロンも値上げが増えましたよね。
だから「美容に使えるお金が減った」
という見方もできるかもしれません。
でも私は少し違う見方をしています。
お客様は美容にお金を使わなくなったのではなく、美容に使うお金を厳しく選ぶようになったのだと思うのです。
前のコラムとも話は繋がりますが。
本当に必要なものなのか。
自分に合っているのか。
その価格に見合う価値があるのか。
以前よりもずっと真剣に見極める時代になりました。
化粧品も昔ほどデパコスに頼る人も減ったしね!
良い商品はたくさんあります。
私自身も高い化粧品も使っています。
ですが、商品を売ることよりも、施術を通して身体やお顔が変わる瞬間を見る方が好きではあります。
お客様の顔色が変わる。
呼吸が深くなる。
鏡を見た時の表情が変わる。
私はその瞬間に価値を感じています。
もちろんホームケアは大切です。
化粧品も大切です。
サプリメントが助けてくれることもあります。
私たちが1人のお客様に会えるのは、1年でも月1ペースだと12回しか会えません。
だからこそ、会えない時間支えてくれるのはホームケアアイテムです。
そしてそれを使うたび「わたし」を思い出してもらえるように提案するのです。
私たちはきっお商品を買いたいのではなく、
安心を買いたいのではないか。
自信を買いたいのではないか。
未来への期待を買いたいのではないか。
実際にお客様が求めているのは、
化粧品そのものだけではなく、鏡を見た時の納得感。
写真に写った時の安心感。
好きな服を着られる喜び。
人と会う時に、自信を持てる自分。
そんな感覚なのだと思います。
SNSが普及し、AIも当たり前になり、情報は溢れています。
何が良い商品なのかは誰でも調べられる時代です。
化粧品の名前を入れてchatGPTに聞けば口コミもぜーんぶ紹介して成分表まで見てくれます。
だからこそ、これから価値になるのは商品説明ではなく、その人自身を見て提案できるかどうか。
私はそう感じています。
salon de MANAは、たくさんの商品を取り扱っていますが並べていません。
その人に本当に必要なものを一緒に見極める場所でありたいので。
他のサロンで流行っている化粧品だとしても「まなみちゃんのサロンでちゃんと見極めてもらって買うものを使いたい」と思ってもらえる提案が大切。
それが今の私が考える美容サロンのかたちかな。
施術がオーダーメイドなのはもう当たり前。
物販だって商品名で売るのではなく「あなたが売るから買う」と思ってもらえる商品を増やす。
物販苦手な人も多いけど、365日中12日しかお手入れできないより、それ以外の時もホームケア用品でお客様の美容メンタルを支える。
これってすごく大事。
365日ケアできるんだから最高でしょ?
売り上げもあがるし、お客様のモチベもあがるしウィンウィンなのだ。
個性だしてこっ!
埋もれるな!メーカーやブランド
技術名に頼らないサロン作りを!
メーカーよりあなたから買いたい

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