なんでエステサロン勤務をやめたのか

quarters of fresh kiwi on blue background

私は今年で美容の世界に入り12年目になります。

「まだまだペーペーだろ」って見た目では思われることも多いです。笑

実際、営業マンや同業者の方からは少し小馬鹿にしたように話してくる方もおられます。

まぁ、さらっと流しますし反論もしません。

無駄なエネルギーを使いたくないし私イライラしないんです。

少し前まではこんなことがある度に「カチン」ときて1日中イライラしてたりしたものです。

私は好きでこの仕事についたわけではないのです。実は。

それは長い長いお話になるのでまたの機会にお話ししますね。

目次

自分が壊れていった頃

私は初めの頃は大阪のエステサロンで働いていました。

性格上「綺麗にしてあげたい」「望みを叶えてあげたい」と一生懸命施術していました。

自分の腰や体はボロボロになりながらもお客様のことを想って。

勧誘したり回数券を売り付けたり、自分が使ってもいない化粧品を売り付けたりはしたくなくて店長に何度も怒られました。

それも「お客様想い」の自分の性格上ですね。

体もボロボロになり精神的にもボロボロになりながら何だか泣きそうになりながらいつものように施術をしていたときにふと思ったんです。

「このお客さんってもう1年近く通ってくださってるけど、何も変わっていないんだが。。。私って下手くそなのかな。。。」って落ち込んだ瞬間があったのです。

そしたらその後はいつもの常連さんで同じような方を施術する度に落ち込みに落ち込んでいったのです。

すると一気に来ました。

心の崩壊が。

「自分はこんなに一生懸命ぎっくり腰にもなりながらやってるのになんで?」

何かが崩れました。

「もう、人に触れるのは嫌」

次の日10:00に出勤のはずでした。

大好きなお客様が10時に指名でご予約をくれていたのです。

私は8時には支度も完了していていつでも外に出れる状態。

でも何だかボーーーっとしていて「なんのために行かなきゃいけないのか」と社会人失格なことを考えていました。

そしたら携帯が鳴りました。

「あっ、店長から電話や。どうしたんや」

と思って出ると

すごい怒鳴り声で「あんた何してんの?」と。

時計を見ると10時でした。

もうお客様はお店にいました。

すっごく焦ったのを昨日のことのように覚えています。

すぐにお店に向かってめちゃくちゃ怒られて謝り倒して仕事をこなし帰宅。

お昼も食べずに頑張ったのでお腹はぺこぺこ。

食べれなかったお弁当箱を取り出して机に出し、お箸を持とうとしたのですが何故かもてません。

お腹が空いているのに食べられなかったんです。

そして次の日またです。

9時にお店に居ないといけないのにまた足が動かず。。。

そのときにやっと気づきました。

おかしい。。。何かがおかしい。

また店長からの怒りの電話が入り散々店長が怒鳴り散らかした後に一言。

「やめたいです」

それに対しても店長はブチギレ。

やめさせてくれませんでした。

そこから2ヶ月地獄の日々がスタートしました。

ご飯食べるのも一苦労。ふらふら。仕事も嫌。

この頃私は「このお店を辞めたら一生エステティシャンはしない」と思って過ごしました。

そして私は気付けば15kgも痩せていました。

ずっと寒かったのを覚えています。

最終我慢の限界がきてました。本当はお母さんに助けてもらいたい。

でも大人だから親に頼りたくない。

それに母に勧められて始めた仕事だったので残念がられたくないし。。。

でもある日家に帰った瞬間涙が止まらなくなりました。

「お母さん助けて」と何度も思いながら泣いていると、母から電話が鳴りました。

「あんた何かあったん?急にお母さん頭痛くなってきて」と。

すごいよね。私の生き霊でも飛んだんだろうか?笑

そして母の助けもあり仕事をやめることができ、更には大阪の家を引き払い地元兵庫県三木市に帰ってきたのでした。

私は「ダンサー」でもあったのでダンスがまだ心の支えになり少し休養を始めたのでした。

そんなこんなで私はサロン勤務をやめたのでした。

・お客様のタメになっていない

・自分がいいと思うものを販売できない

・無縁だと思っていた精神的な病みがきてしまった

・人に触れることが嫌になってしまった

それがなぜまた私はセラピストとして活動しているのか。

次に書きますね!

長くなっちゃったけど、私を知っていただくためにもね!

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この記事を書いた人

1989.6.16 32歳
20歳の頃から美容業界に!
こだわりと追求心が強く
沢山の経験をしてきました。
そして死にかける事故にも遭いましたが、
そのおかげで私は今セラピストをしています。
歯が6本なくなろうが顔や頭を縫おうが
全て無駄なことではない。
経験を無駄にせずに楽しく生きていけるように!
これからも瞬間瞬間を感じて楽しんで
セラピストとして皆さんのサポートができる
最強な女性を目指します!

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